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12/6/13
書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
12/3/28
書籍「社労士が見つけた(本当は怖い)解雇・退職・休職実務の失敗事例55」3/28発売しました。
11/12/21
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)事業承継の失敗事例33」12/21発売しました。
11/11/2
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)飲食業経理の失敗事例55」11/2発売しました。
11/5/11
書籍「公認会計士が見つけた!(本当は怖い)グループ法人税務の失敗事例55」発売しました。

2011年中小企業の税務・会計を展望する
~IFRSはどこまで中小企業に関わるか~

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懇談会と研究会

懇談会と研究会

まず「懇談会設置の趣旨」として、元々設置の趣旨は2月に公表されまして、この趣旨に基づいて関係者が集まろうということになりました。この趣旨に当初賛同した団体が、「非上場会社のための会計基準に関する懇談会」に関する名簿があります。日本商工会議所・日本税理士会連合会・日本公認会計士協会・日本経済団体連合会・企業会計基準委員会の5団体であります。経団連を除く4団体につきましては、「中小企業の会計に関する指針」の設定主体の4団体です。そこへ経団連が入って5団体となりました。といいますも「上場会社等と非上場会社の境目」についても議論をする必要があるため参画いただきました、と聞いています。 『わが国においては、平成19 年8 月の企業会計基準委員会と国際会計基準審議会との東京合意や平成21 年6 月に企業会計審議会から公表された「我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書」を踏まえ、日本基準と国際財務報告基準(IFRS)とのコンバージェンスを継続・加速化しているところである。
このように我が国の会計基準が大きく変化しつつある中、会計基準とその適用対象の関係について、十分な検討を行うべきであるとの意見が多くの関係者より出されている。』
特にこの頃「IFRS」に関する出版物が多く出されたことを記憶いたします。
『特に、非上場会社においては、資金調達などの事業活動の態様や財務諸表に対する関係者のニーズが上場会社とは異なっていることなどから、上場会社と同様に国際的なコンバージェンスが進められている会計基準を適用することの是非について関心が集まっているところである。』当時経済紙誌等で「IFRS」を特集すると売れ行きが大きく伸びたということもありました。
当懇談会では、日本の会計基準の国際化を進めるにあたって、非上場会社への影響を回避すべき、回避できない場合にあっても、最小限にとどめるべきなどの意見を踏まえ、非上場会社の実態、特性を踏まえた会計基準の在り方について幅広く検討することとした。また、検討にあたっては、我が国の非上場会社の多様性にも配慮し、我が国経済の成長や企業活力の強化に資するという観点も考慮に入れて検討を進めることとした。というのが主旨でございます。
そしてスケジュールが3月から7月まで5回開催されました。実際には倍ぐらい回数の事務局会議が行われ、実際にワーキンググループとして文書等の取り纏めが行われました。